
こんなお悩みはありませんか?
教えることについては、教育学校に行っていない限り学ぶ機会は多くはないと思います。
だから、先輩や上司が良い教え方をしていても気づくことが少ないのです。
今回は人を教える「コーチング」について、どうすれば教える側も教わる側も気持ちよく行動できるのか、お話していきたいと思います。
この記事の概要
1.コーチングとは?
2.コーチングの目的
3.「指示」と「気づき」を分ける
4.適切な目標を与える
5.気づきを得やすい環境を作る
6.まとめ
コーチングとは、自発的な行動を促進するコミュニケーションのことを言います。
ただ物事を教えるだけではありません。
アドバイスをしたり、問いかけなどでその人の目標達成を支援します。
つまり、相手自ら考え方や行動の選択肢を増やせるようにアプローチすることを指します。
部活や仕事、どんな場面においてもコーチングをする意味というのは一貫していて
「その場所での利益を最大化する」ことです。
仕事なら売り上げであったり、部活なら効率の良いトレーニング法、勝つための思考法など、その人が利益を最大化できるように出来るようにする事が目標になります。
まず、指示と気づきについて説明していきたいと思います。
「指示」→具体的であり、個人の工夫がいらないもの。個人が考える余白を残していない。
「気づき」→抽象的であり、個人の創造性が求められる。やりがいを感じることができる。
この2つはコーチングをする上で、どちらかに偏ってしまうということは良くありません。
局面と人でこの2つを使い分けるようにします。
指示が必要な場面は、
・短期的な成果が欲しい場面
・何もわかっていない人に教える場面
一方で気づきが必要な場面というのは
・その人の能力を引き出したい場面
・やりがいを与えたい場面
・主体性を高めたい場面
になります。
この「指示」と「気づき」を使い分けることで、自発性や応用力を鍛えられるようにするとよいでしょう。
適切な目標と言うのは、「能力をわずかに超えるもの」を指します。
能力をわずかに超える目標を持つことで活動に緊張感が増し、やる気もアップします。
人は誰しも、成功したいと思っています。
そして、成功するかどうかは明確な目標を持っているかによって左右されるのです。
また、少し難易度の高い目標を達成することで成功体験を積むことができます。
その成功体験が積み重なり、自信となって利益も上がることが見込めます。
そしてその目標は、誰が見ても結果が理解できるものが好ましいです。
例えば、「丁寧に仕事をする」や「ミスを減らす」だと、達成の基準が人によって変わってきてしまいます。
ミスが1つしかなく喜んでいたのに、周りからは「結局ミスしているじゃないか」と言われかねません。
なので、目標は
具体性があり、だれが見ても測定可能である、少し難しいものにすると良いでしょう。
自発的に気づきを得させるにはどうすれば良いのでしょうか。
これは、「課題と現実のギャップを出し、そのギャップを埋めるための手段を探す」ことで、自発的な気づきへと促すことができます。
また、気づきを促す質問をすることも効果的です。
気づきを妨げている要因としては、「思い込み」や「先入観」などがあげられます。
質問としては
・今、どこまで出来ていますか?
・一年後、どうなっていたいですか?
→そのためには、1ヶ月後どうなっていたいですか?
・明日からどう変わることが重要だと思いますか?
これらが気づきを与えやすい質問になります。
これらの質問が効果的だと思う場面で投げかけてみてください。
今回の記事で、少しでもコーチングのことを理解していただけたでしょうか。
それでは最後におさらいをしたいと思います。
ポイント
コーチングとは、自発的な行動を促進するコミュニケーションのことを言います。
その目的とは、「その場所での利益を最大化する」ことです。
コーチングをする際は、「指示」と「気づき」を分けることが重要になります。
「能力をわずかに超える適切な目標を与える」というのも大切なポイントです。
そして、気づきを得やすくするために「課題と現実のギャップを出し、そのギャップを埋めるための手段を探す」と良いでしょう。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
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