心理学 思考 知識

あなたも必ず陥っている!【心理バイアス】

皆さん、「心理バイアス」という言葉を知っていますか?

 

心理バイアスとは、「無意識に人間が陥ってしまいやすい、偏った見方」のことを言います。

 

バイアスを知っていくと、無意識にとっていた対応や考え方が心理学として確立されていたものだと知ることが出来ます。

 

今回はそんな、気づかないうちに陥ってしまっている考え方やバイアスについてお話ししていきます。

 

この記事の概要

1.損失回避バイアス

2.自己奉仕バイアス

3.対応バイアス

4.確証バイアス

5.まとめ

 

 

1.損失回避バイアス

 

これは、「利得の喜びよりも損失の痛みの方が感じやすい」ということです。

 

簡単にすると、「得る喜びよりも失う恐怖の方が大きい」と感じてしまいます。

 

ここで1つ例えを出すのですが、「今のパートナーとはもう別れたいけど、なかなか分かれる勇気が持てない…」という事例を耳にしたことはありませんか?

 

これはまさに損失回避バイアスがかかっている可能性があります。

今の現状に不満を抱えながらも、パートナーを失ってしまう損失の痛みの方が恐いと感じてしまっているのです。

 

失敗を極度に恐れてしまうのもこのせいです。

失敗して、他者に嫌われてしまうのが恐いと思ってしまいます。

 

しかし、この思い込みを知ると「こんなにつらく思えてしまうけど、これはただの思い込みでしかない」と自分を説得できるようになります。

 

「損失回避バイアス」があることをぜひ覚えておいてください。

 

2.自己奉仕バイアス

 

これは、「成功したときは自分自身の能力によるものだと考えるが、失敗した時には自分ではどうしようもない外的要因によるものだと思い込む考え方」です。

 

例えばテストの点数が悪かった時は

「この問題を作った先生が悪い」

と、自分以外の外的なものに原因を押し付けてしまいがちになります。

 

しかし、逆にテストの点数が良いと

「自分は天才だ」「あれだけ努力したからだ」

と、良い結果を出せたのは自分の能力にあると思い込むようになります。

 

成功体験を作ることにもつながるので、悪い思い込みではありません。

しかし、この考え方が行き過ぎてしまうと、自分に都合の良い解釈しかできなくなります。

 

「やらない」のは時間がないから

「仕事のミス」は多くの仕事を渡してきた上司のせい

 

このような考え方の習慣がついてしまう恐れがあるので、物事を俯瞰して考えられるように意識しましょう。

 

3.対応バイアス

 

これは、「他者の行動はその人の性格や個性によって決まり、状況的な影響は無視する。一方で、自分自身の行動に対しては周囲の状況や環境によって決まり、自分の性格や個性を無視する」という考え方です。

 

少し難しく見えてしまうので、分かりやすくするために例を挙げてみます。

 

「彼のテストの点数が悪いのは、彼がしっかり勉強しなかったからだ」

 

「私のテストの点数が悪いのは、クラスが騒がしく、集中できる環境がなかったからだ」

 

この2つの考え方の違いをお分かりいただけましたか?

 

前者では、「彼自身が悪い」という考え方をしているのにも関わらず、後者では「周りの環境」のせいにしてしまっています。

 

これは自己奉仕バイアスの考え方ともつながっていきますね。

 

人が失敗したときにはその人自身のせいにしてしまいますが、自分が失敗したときには自己奉仕バイアスという考え方をするために外的要因のせいにしてしまいます。

 

日常の中でもこの考えの偏りは出やすいものなので、この事実に気付けるようになりたいですね。

 

4.確証バイアス

 

これは、「人は物事を吟味するとき、自分の考えを肯定するような情報ばかりを集め、否定するような情報は軽視したり、無視したりする傾向を持っている」という考え方です。

 

自分に都合の良い情報ばかりを集めてしまうので、当然ながら視野は狭くなっていきます。

 

もう買ってしまった商品のレビューを見るときに、良いレビューばかり見てはいませんか?

 

また、「振り込め詐欺」でも確証バイアスが利用されています。

 

子供が事故にあったと聞かされ一度お金を払ってしまうと、その事実が本当だと信じたいがために騙されていない証拠ばかりを探してしまい、おかしな点は無視してしまいます。

 

これが、振り込め詐欺に合ってしまっても気づくことが出来ない原因となっているのです。

 

自分にとって良い情報を集めたくなる気持ちはわかりますが、本当に大切な情報は取りこぼしてしまっているかもしれません。

 

それらの情報も集めることが出来ないと、考え方はどんどん凝り固まっていくでしょう。

 

考えや意見が偏ってしまわないように、確証バイアスを理解することで様々な意見を取り入れられるようにしていきたいですね。

 

5.まとめ

 

今回は知らず知らずのうちに陥っている心理バイアスについてお話ししました。

 

当たり前のように行っていた行動でも、このように心理的な観点から言語化することが出来るのです。

 

考え方の偏りを知ると、これから意識して防ぐことが出来ます。

 

今回ご紹介した4つの他にも、まだまだ沢山のバイアスがあるので、よければ調べてみてくださいね♪

 

 

 

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